本記事の内容
・適応障害で休職が決まった時に思ったこと
筆者の実績
・2020年10月現在適応障害で休職中
本記事を読むことで、精神疾患で休職が決まった人の気持ちがわかるし、どう対応すればいいのかのヒントにもなります。
1、適応障害で休職が決まった時に思ったこと
私が適応障害を患って、休職が決まった当初に思っていたことを紹介します。
大きくは2つです。
・家族に対して
・職場に対して
家族に対して
1つ目は家族に対して。
まず最初に思うことは家計のことです。
休職するということは、その期間職場からの給料はありません。
なので、必然的に金銭的に苦しくなります。
今後生活していけるのかすごく不安になりました。
貯金がある程度あったし、傷病手当というものがあるのでなんとかなりそうでしたがそれでもずっと不安に思っていました。
そして、何より妻に対して申し訳ないなと。
当時は生活にも支障が出るほどだったので、家事も全て任せてしまうことになるし、もちろん仕事も通常通り。
そしてペットの犬の世話も任せっきり。
すごく負担をかけてしまうことになりました。
ですが同時に、体調が良くなったら時間もたくさんあるのでしっかり家のことをして妻をサポートしようとも思いました。
職場に対して
2つ目は職場に対して。
急に長期休暇に入ってしまうので、仕事面で色々と迷惑がかかってしまいます。
・私が担当していた業務
・社内での役割
全て残った人が負担しなければいけません。
私ありきで立てていた先の計画も崩れます。
全てのバランスが崩れてしまいます。
それに
・休むことで居場所がなくなるんじゃないか
・休むのは甘えと思われるかもしれない
・無責任
職場の人にいろいろ思われているんじゃないかと考えもしました。
とにかく申し訳なさしか出てきませんね。
2、周囲に良き理解者がいることで気兼ねなく休むことができた
運がいいことに私の周りには良き理解者が近くにいました。
・妻
・職場の信頼できる人(2人)
病気を患ってからは主にこの3人に相談をしていました。
この相談のおかげで、しっかりと体を休めることができています。
妻
妻も以前適応障害を患って休職した経験があります。
私と同じ経験をしたことがあるので、1番気持ちを理解してもらえました。
まぁ経験者なので当然ですよね。
喋るのも嫌になることが多かったので、何も言わなくても理解してもらえるのはありがたいですし、私の気持ちに沿ってサポートしてくれたので助かりました。
妻に「私もサポートしてもらったから、次はサポートするし今は休んで」と後押しされたたので休むことに専念できています。
職場の信頼できる人(2人)
職場にも精神疾患にかなり理解のある人がいたのは幸いでした。
職場の人には、なかなか理解してもらえないことが多いと聞いていたので。
・休む期間
・仕事のこと
etc...
いろいろと相談しましたが、「何も気にしなくてもいい」と返ってきました。
なぜ病気になったのかある程度予測はついていたみたいですし、なんとなくこうなる気がしていたのかもしれません。
仕事のことでいろいろと言われるのを恐れていましたが、真っ先に私の体の心配をしてくれたことがありがたかったですね。
「調子が良くなるまでしっかり休んで好きなことをして楽しんで」って言われたのをよく覚えています。
休暇をしてみて、確かに仕事のことは気になりますが、気兼ねなく休めているのもこのおかげです。
3、まとめ
今回休職するにあたって、いろいろと思うことはありましたが、周りに恵まれていると実感しました。
休職するか悩みましたが、休職して正解だったと思います。
終わり。