・外仕事って大変そうなイメージがある
・外仕事のメリット、デメリットを教えてほしい
・就職活動中で、外仕事も選択肢に入れています
こんな疑問にお答えしています。
現代の働き方は多様化しており、オフィス内でのデスクワークだけでなく、外での仕事(いわゆる「外仕事」)もますます注目されています。
外仕事には、新鮮な空気や自然に触れる機会、体を動かすことができるといった多くの魅力がありますが、その一方で天候の影響や移動の手間などの課題も存在します。
今回の記事では、外仕事のメリットとデメリットを詳しく解説し、自分に合った働き方を見つけるためのヒントを提供します。
仕事環境を見直したい方や、外仕事に興味を持っている方は、ぜひ参考にしてください。
本記事の内容
・外仕事のメリット
・外仕事のデメリット
・外仕事に向いている人
筆者の実績
外仕事のメリット
達成感を味わえる
現場仕事の一番の醍醐味は、達成感を味わえることです。
理由は、チームのメンバーと協力して、業務完了という一つの目標に向かって突き進むから。
どの業種にも言えることだとは思いますが、業務を完了させる道のりは楽なことばかりではありません。
例えば
・期限を守らなければいけない
・予期せぬトラブルが発生
・品質を確保しなけらばいけない
・工程管理をしなければいけない
等々、乗り越えるべきハードルがたくさんあります。
現場作業に加え、お客様とのやり取りや内業務もこなしながらなので精神的にも体力的にも大変です。
困難を乗り越えながら、何か月もかけて一つの業務を終えた時の達成感がひと際大きいものがあります。
仕事終わりの冷たい(温かい)飲み物が美味しい
1日の仕事が終わった後に飲む冷たい(温かい)飲み物は格別に美味しいです。
外仕事は一日中体を動かすので体力は消耗するし、さらに真夏の暑さや真冬の暑さに耐えながら作業しないといけないので精神的にもこたえます。
仕事をしている間はもちろん辛いですが、作業終わりに「冷たい飲み物」があると思うと自然と頑張れます。
これは外仕事でしか体験できない事なので、格別に美味しい飲み物をお求めならオススメします。
四季を感じることができる
年中外で仕事をすることになるので、季節の変化を肌で感じることができます。
日本の特徴は四季があること。その時々の風景を見ながら仕事をすることで仕事に楽しさが増します。
例えば、
・春:桜が咲く
・夏:緑が生茂り
・秋:紅葉
・冬:雪が降り
個人的には、稲の成長を見ると季節の移り変わりがよく分かる気がします。
室内勤務だと外の景色に意識を向けることは少ないので、仕事をしながら四季を感じるのは贅沢なことなんじゃないでしょうか。
体を鍛えられる
外仕事は肉体労働なので体を鍛えるならもってこいです。
社会人になると日々の仕事に追われ、疲れたり自分の時間を持てず運動をする余裕がありません。それに結婚して子供ができたりするとなおさらです。
その点外仕事だと、仕事の時間がそのまま運動になるので普段時間がない人にはオススメ。
具体的には、
・重たいものを運ぶ
・山に登る
・長時間歩く
仕事の種類にもよりますが、このような作業をするので運動不足は解消されるし、健康的な体が手に入ります。
作業が簡単
言い方はよくないかもしれませんが、外仕事の作業は比較的簡単なものが多く、淡々とこなしていくのが特徴です。
資料を作ったり数字を扱うような事務的な作業が苦手な人には外仕事は選択肢のひとつになるでしょう。
ただ、簡単といってもやるべきことは多いので最初は大変かもしれませんが、一度作業を覚えてしまえばなんてことはありません。
体力は必要ですが、難しいことを考えたくない人にはオススメです。
ハプニングが多い
外仕事は自然を相手にする仕事が多いので、必然的にハプニングも多くなります。
例えば私の場合だと
・忘れ物をして取りに帰った
・鹿や猿等の動物に遭遇した
・ゲリラ豪雨で作業が中断
・山で迷子になりそうになった
こんな体験を山ほどしてきました。
やっている時は真剣なので、焦ったり目の前の仕事を終わらすために必死になっています。
でも後で思い返してみれば、これらの体験はすべて笑い話になるので、飲み会のネタとしてもってこいです。
危険なことも多いでうすが、普段の生活では体験できないことが出来るのもいいところです。
担当者になると自分で仕事の調整ができる
業務のメイン担当者になると、自分で現場作業の調整ができるようになります。
新入社員時代は現場では作業員なので、上司の現場へついて行き言われたことをやるので、じぶんの一存で仕事を進められません。
でも、ある程度年数が経ってくると経験値が増え、一人でも現場を回せるようになるので業務の担当者に抜擢されます。
担当者になれれば、
・現場に入る日を決める
・作業の割り振り
・その日の現場作業量
こういったことを自分で決めれるので、自分の仕事との兼ね合いをみてある程度は融通を利かせれます。
なので、最初は大変ですが一人で現場を回せれるようになればかなり自由に仕事ができるのでオススメです。
あまり大きな声で言えませんが、休憩時間を少し多めにしたりもできますね。
地域の人と仲良くなれる
地域の人と仲良くなれるのもメリットの一つです。
現場に行くと地元の方に声をかけられることがよくあります。
「暑いのにご苦労様」
「いつもありがとう」
「動物が出るから気をつけてね」
と、こちらを気にかけてくれます。
こういう言葉は仕事のモチベーションにつながり、地域の人たちのために頑張ろうと思えます。
それに、親交を深めておくことで地元への理解度も上がり作業しやすくなる利点もあります。
外仕事のデメリット
天候は関係ない
外仕事は基本的に天候は関係ありません。「今日は雨だから現場は辞めにしよう」とはなりません。
なぜなら、現場作業は期日が決まっているし、作業できる時間が決まっているからです。
大雨でも猛暑日でも雪が降っていても容赦なく現場に出ます。(もちろん業種によっては違うこともあるし、工程に余裕があれば無理して出ることはありません。
強いて言うなら雷や台風になると、命が危うくなるので現場は辞めようってなります。
悪天候は、作業効率が悪くなるしモチベーションも下がります。
少しでもストレスが緩和できるようにそれぞれの天候にあった対策をする必要があります。
お金がかかる
外仕事をスムーズに進めようと思うと必要な道具が多くなるので、必然的にお金がかかります。
会社から支給のところもありますが、基本的には自分で準備しなければいけないと思った方が良いです。
必要な道具の例
・作業着
・靴
・雨合羽
・腰巻
外仕事だとすぐに道具がボロボロになるので、定期的な出費が地味に痛いです。
日頃から道具の手入れを怠らないようにしたり、道具を買うためのお金を貯金してく等の対策が必要になります。
朝が早い
外仕事は、朝の出勤時間が早いことがよくあります。
理由は、日中は作業できる時間が限られているから。
外仕事はタイトなスケジュールの中で進めないといけないし、特に夏なんかは暑い時間帯での作業を避けるためというのもあります。
その日の作業量や現場の場所によっては、日の出と同時に作業開始なんてことがあるので、朝が苦手の人にとっては辛いかもしれません。
日ごろからできる対策としては
・夜は早く寝るようにする
・朝早く出なくてもいいように工程を考える
・お風呂は湯船に浸かるようにする
等がオススメです。
時間との戦い
現場作業は時間との戦いです。1日の作業時間は限られているし時期的なものもあります。
夏場は日が長いのでたくさん作業ができますが、冬になると1日の日照時間は格段に短くなるので作業時間はかなり限られるでしょう。
そして、冬場は雪が降るのでそもそも現場に近づけなかったり作業ができないなんてこともあります。
なので雪が降るまでに業務の現場部分は終わらせる必要があります。
限られた時間内で現場を完了するためには
・工程管理
・人員配置
・他業務との調整
・必要な道具
等、様々なことを考えながら作業していかないといけません。
死の危険がある
外仕事は命の危険にさらされることがあるのがデメリットです。
その理由に、自然の驚異や連日の作業による不注意等があります。
例えばよくあるのが
・山(高所)から転落
・重機に潰される
・熱中症
・熊に襲われる
・スズメバチに刺される
様々な死の危険があるので、安全には十分に注視して作業しなければいけません。
また、万が一のことがあった時のために、緊急連絡先を用意したり対処方法を周知しておく必要があります。
何かあったときでは遅いのでしっかり準備しましょう。
体力的に辛い
外仕事は肉体労働がほとんどなので、体力的に辛いことが多いです。
1日中体を動かしているし、夏の暑さや冬の寒さについていけず立っているだけでも体力はかなり奪われます。
連日現場に出ることで筋肉痛になったり、夜しっかり寝ても徐々に疲れが取れにくくなっていきます。
体力に自信がない人には辛い仕事かもしれません。
改善策としては、
・運動を習慣化して体力をつける
・体のケア方法を勉強する
等が挙げられます。
1人では作業ができない
外仕事は一人で作業を進められないのが難点です。
理由は、現場作業は基本的にチームで動くから。
1人なら自分のことだけを考えて作業をすればいいですが、チームだと人員配置をしたり様々な配慮が必要になります。
1人で仕事をするときよりも考えることが多くなるので疲労はより溜まりやすいです。
なので、自分のペースで仕事をしたい人には外仕事は向いてないかもしれません。
年齢を重ねるにつれ辛くなる
当然ですが、、歳を重ねると体力が落ちて以前できていたことも徐々にできなくなっていきます。
すぐに息が切れたり、動作が遅くなったりと若い頃は簡単にできていたことも難しくなってきます。
また、怪我をしやすい体にもなるので日ごろからのケアは欠かせません。
同年代が少ない
今就職活動をする人で外仕事をメインとする職業を希望する人は少ないです。
・大変そう
・肉体労働でしんどそう
・給料が安そう
とういうのが理由です。
就職フェアに参加しても会社の説明を聞いてくれる人は1人や2人なんてこともざらです。
なので、業界全体としてに若い世代が少なくなってきています。
外仕事に向いている人
体を動かすのが好きな人
体を動かすのが好きな人には、外仕事は向いているといえるでしょう。
現場作業はとにかく1日中体を動かすので、運動不足解消や体を鍛えることもできるので一石二鳥です。
具体的には
・重たい荷物を運ぶ
・険しい道山道を歩く
・車での長距離移動
等の作業があり、これが連日続くのでとにかく体力が必要になります。
安全管理が得意な人
日ごろから安全管理に意識がある人は外仕事に向いていると言えます。
外仕事はとにかく危険がたくさん潜んでおり、いつ何が起こるのかわかりません。
ボーっとしていると命を落とすことなんてこともあります。
なので、現場では事故がないように慎重に行動できる人が必要になります。
メンタルが強い人
ある程度イメージはできると思いますが、現場仕事は体育会系の人が多いです。
なので怒号が飛び交うこともあるし、ミスして上司から怒られるなんてことは当たり前です。
少々のことでクヨクヨしていては現場作業は終わらないので、メンタルの強さは大事になってきます。
臨機応変に対応できる人
現場作業不測の事態もよく起こります。
例えば
・急に雨が降ってきた
・機会が故障した
・メンバーが体調を崩した
などいつ何が起こるかわかりません。
なので、緊急事態で焦るのではなく、落ち着いて臨機応変に対応することが現場作業では求められます。
テキパキ動ける人
現場作業は時間との勝負なので、とにかくテキパキ動ける人が必要です。
限られた時間の中で、どう行動したら現場がスムーズに終わるのか常に考える必要があります。
具体的には
・とにかく走る
・準備片づけを素早くやる
・だらだらしない
こんな行動をするといいです。
ひとつの動作で短縮できるのは数秒でも、それが積み重なれば数十分と大きな差ができ、現場の進み具合が変わってきます。
コミュニケーション能力のある人
現場作業ではチームで行うので、コミュニケーションが大事です。
声を掛け合ったり、時には注意をしたりととにかく会話は欠かせません。
さらに、同業他社や初対面の人との仕事もよくあるので、業務の円滑化のためにも大事になってきます。
まとめ
今回は外仕事のメリット・デメリットについて紹介しました。
外仕事は、体を動かすことがメインなので体力的にはかなり大変です。
ですが、大変な分やりがいや達成感も大きいので外仕事にトライしてみてはどうでしょうか。
転職活動はこちらから↓↓
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